どうも!ニシドラ(@nishidorablog)です。
4月から新社会人となって働き始めたけど「思ってた会社と違う!」や「仕事ツラ過ぎ!」と感じている方がたくさんいると思います。

僕も例外ではなく、積りに積もった会社への不満から1年で辞めてしまいました。
今回は、新卒で入社した電気工事会社を1年で辞めたときの状況や理由について書いていきたいと思います。
「1年で辞めて大丈夫なのかな?」と悩んでいる方がいるかと思いますが、結論から話しますと1年で辞めて大丈夫です。
若ければいつでも挽回できます。
現在、仕事を辞めようか悩んでいる方やこれから就職活動をしていく方の参考になればうれしいです。
入社前 ~志望動機~
大学では「電気工学」を専攻していました。
大学生時代はほとんどの時間を一人で行動していたので、友人と呼べる人は数人しかいませんでしたが、電気工学を専攻していただけあって同級生たちは「電気関係の仕事」を目指していました。
空気的に「僕も電気関係の仕事に就くのかな?」と思っていたので、前々から興味があった「電気施工管理士」になろうと決心します。
大学で開催された合同企業説明会で、適当に条件の良さそうな会社を選び、受験しました

まじめに適当に選びました。
その会社の良さそうだと思ったポイントが以下のような感じです。
- 電気工事業を仕事にしている
- 北海道の支点で勤務する人を募集している
- 給料が高い
- 福利厚生の充実していた
- ほどほどの会社規模
適当に選んだのでこだわった点はありませんが、あえてあげるとしたら「北海道で働ける」点です。
会社独自の説明会に参加し、履歴書を提出・面接を経て無事入社することになりました。
入社後
~研修期間~
入社後は東京で数か月間の研修があり、社会人として必要な「ビジネスマナー研修」や「設計・積算研修(工事をするための図面を作成するソフトの使い方や予算管理の方法を学ぶ研修)」などがありました。

研修中は仲良くなった同期と一緒に野球を観戦したり、東京の観光名所を巡ったりと楽しかったのを覚えています。
楽しかったのは研修中だけでしたけど…。
研修が終わると、希望通り北海道の支点に配属になりました。
~北海道勤務~ 現場配属
北海道に戻って来て2週間ほど事務手続きをした後、マンションの現場で働くことになりました。
このマンションの工事現場が僕を苦しめます。
工事現場で働くようになって2カ月ほどはキツいながらも上司に仕事を教わり、何とか仕事をこなしていましたが、毎日3~4時間ほど残業が嫌でもあるので、体力・気力共に疲弊していきました。
3カ月が過ぎたころには仕事を覚え、上司から仕事を振られることが多くなり、莫大に仕事量が増えます。
すると、休憩時間もろくに取れなくなり、一日の労働時間が12時間以上に達していました。
マンションの規模が大きく、一人当たりの仕事量が半端なく全員が疲弊していました。
ストレスが原因でイライラし、人に当たるような人もいて事務所の空気は最悪で、僕が会社を辞めようと思ったのはこのころです。
朝から晩まで忙しい日々を過ごしていましたが、やりがいも感じていましたし建物が出来上がる過程を中から見ることができたので毎日が充実していました。
しかし、入社して1年がたったある日、僕は会社を辞めてしまします。
その理由を次の章で紹介します。
ぶっちゃけ、悪口しか書いていません…笑。
辞めようと思った理由
人間関係が悪かった
同僚に自分の気分で態度が変わる人がいたんです。
機嫌が良いときは普通なんですが機嫌が悪いときが最悪です。
些細なことで機嫌が悪くなり、無視されたり陰口を言われたりしていました。
現場で肩パンされたときはホントに切れそうになりましたね。
現場で肩パンとかありえないんですよ。
それで怪我でもしたら誰が責任取るの?って話です。
それ以来本当に大嫌いになりました。

現場の雰囲気が最悪だったので、全員がピリピリしていて最悪でした…。
仕事形態の不満
事務所での仕事のコミュニケーションがなかったので、同時刻に仕事がバッティングすることがホントに多かったです。
そのせいで何度、職人さんに文句を言われたことか…。

僕の時間管理が悪かった可能性もありますが、同時刻に僕が1階と16階に存在できるはずありませんよね…笑。分身しないと無理…。
他にも、僕が行った検査も確認せず、そのまま作業終了。
もし、工事が終わった後にミスが見つかれば僕の責任になります。
検査結果を確認するのが上司の仕事じゃないのかな?とずっと思っていました。
将来に絶望
僕が仕事を辞めた最大の理由です。
建築業界は労働基準法とか関係ありません。
普通に働いていても1日の労働時間が平気で13~14時間は過ぎますし、残業はひと月で余裕で100時間を超えていました。
残業が80時間を超えるとうつ病や病気にかかるリスクが大幅に上がります。
世間では「働き方改革が~」とか話題になりますが、建築業で期待する方が間違っていました。

他現場の先輩が3か月以上休みなしで働いている話を聞いたときは、絶句しました。
同時に「将来自分も休みなしで働き続けないといけないのかな?」と絶望しました。
まとめ
- 人間関係が最悪
- 効率良く働けない
- 休みなし
- 残業地獄
以上、僕が会社を辞めた理由です。
辞める前の僕は精神的に弱っていて、口癖が「まぁ、いっか」になっていました。
この言葉は普段の小さな失敗をしたときたまに出るくらいなら良いですが、僕は一日で10回以上は口にしていました。
失敗しても「まぁ、いっか」。何か言われても「まぁ、いっか」。悪いことがあっても「まぁ、いっか」と。
仕事においてこの言葉は言ってはいけないし思ってはいけない言葉なのです。
「まぁ、いっか」と妥協して、あきらめて仕事をしてはいけないのです。
僕はこのことに気付いたとき辞めることを決意しました。
そんなわけで会社を辞めた僕ですが、後悔はありません。
もちろん、上司にはお世話になりましたし、楽しいことも嬉しかったこともありました。
ですが、それ以上に悪いことが多かったです。
これから施工管理業に就職・転職する方は気をつけてください。
もちろん、他の業種に転職・就職する方は事前に業界研究を入念に行ってください。

じゃないと、僕のように1年で会社を辞めることになってしまします。
辞めてからは、たくさん時間ができました。
勉強に時間を割くこともできたし、将来目指すべき道も見つけることができました。
これは仕事をしていた時にはできなかったことです。
今現在、仕事を辞めようと思っている方も勇気を出して、一歩踏み出すことで今後の人生を豊かに出来るかもしれません。
この記事を読んで、少しでも参考になれば幸いです。
「本気で退職をしようと悩んでいるけど、それでも決心がつかない…」という方は、【退職したい方へ】会社を辞めようか迷っている方の背中を押す言葉という記事を読んでみてください。
退職希望の方に向けて、会社を辞める決心がつくような言葉を書いています。
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