どうも!ニシドラ(@nishidorablog)です。
あなたはどうして冬に静電気が起こりやすいと思いますか?
静電気には起こりやすい気象条件があり、気温と湿度が低いと静電気が起こります。
一般常識として多くの方が知っていると思います。
ですが、「湿度が何%だと起こりやすいのか」と「温度が何度以下で起こりやすいのか」を知っている方ってほとんどいないのではないでしょうか。
今回は、冬に静電気が起こりやすい理由と静電気が起こりやすい気象条件を解説します。
どうして静電気が起こるの?
一般的に「冬に静電気が起きやすい」ということは多くの方が知っています。ではどうして冬に静電気が起きやすいのでしょう?
それは「空気が乾燥していて気温が低いから」です。
夏場のように湿度が高いと、空気中に存在している水蒸気が電気を通すため、摩擦や静電誘導によって溜まった静電気もいつの間にか逃げてしまいます。
静電気が発生する原因については、【ビリっとくるあいつ】静電気はどうして起こるの?原因を解説!をご覧ください。
逆に空気が乾燥している冬場は、電気を通す水蒸気が空気中にあまり多く存在していないので、溜まった静電気が物質(人や服など)にとどまり続けます。
上記の記事でも書いていますが、静電気がとどまった物質同士が近づくことで放電が起こり、ビリっと電気が流れます。
こうして冬場に静電気が起こってしまうのです。
起こりやすい気象条件
では厳密に静電気が起こりやすい気象条件とはどれくらいなのでしょう。
正解は湿度が20%以下で、気温が20度以下の場合に静電気が起こりやすいと言われています。
冬場はこの2つの条件を満たす機会が多くなるので、冬に静電気が起きます。
先ほど静電気は摩擦で起こると説明しました。
実は夏場でも静電気は起きていて、空気中の水蒸気の量が多い(湿度が高い)ので静電気が起こっていても電気が溜まらず逃げていくので何も感じないのです。

夏場にエアコンを使っていると、温度が下がり、次第に湿度が下がっていき、静電気が起こりやすい条件になってしまうことがありますので注意しましょう。
まとめ
今回の内容をまとめると以下のようになります。
- 冬場は湿度・温度が低いため静電気が起こりやすい
- 夏場は水蒸気により、溜まった静電気が逃げてしまう
- 湿度20%以下・温度20度以下で静電気が起きやすくなる
静電気が起きる原因と起こりやすい気象条件について説明してきましたがいかがでしたか?
説明した通り、冬場の乾燥した場所で摩擦が起こると静電気が起こります。
ですが、静電気は夏場の蒸し暑い日でも起こっています。
冷房の効いた部屋でも場合によってはビリっとくるかもしれないと覚えておいてください。
静電気の対策法について知りたい方は、誰でも簡単にできる静電気対策!【意識次第で静電気を感じなくなります】を読んでみてください。
コメント