どうも!ニシドラ(@nishidorablog)です。
働いていると仕事を辞めたくなってしまうことって絶対にあると思います。
今現在、仕事を辞めようと決心している方もいるのではないでしょうか。
でもちょっと待ってください!
決断が早すぎます。
どうしてかというと、仕事を辞めない方が良い場合というものがあるんです。
このことを知らないで仕事を辞めてしまうと、「あのとき仕事を辞めてなかったら…」と後悔してしまうかもしれません。
後悔ないようにこの記事では、後悔したくない方のために退職しない方が良い状況について紹介します。
反対に、即刻退職し方が良い状況についても書いていますので最後まで読んでください。
退職しない方が良い状況
今の仕事が好きな場合
今の仕事が好きな場合は辞めない方が良いと思います。
「今の仕事が好き=やりがいがある・仕事自体は楽しい」ということです。
今現在、会社に呈して不満があるのかもしれませんが、仕事が好きなのであれば我慢できるかもしれませんし時間とともに問題が解決するかもしれません。
会社を辞める決断をするのは時期尚早です。
職場の問題が自力で解決する場合
職場の問題というのは様々考えられます。
例えば人間関係が悪いという状況。
同僚と仕事で関わらないといけないのに、どうしても仲良くなれない・折り合いが悪いという状況ってあると思います。
「特定の同僚と接しているだけでストレスを感じてしまう…」という方も多いのではないでしょうか。
人間関係が悪くなる原因が相手にあるのかもしれませんが、あなた自身にある場合もあります。
「人間関係が悪い」という状況はあなたの努力次第で解決・改善することができる可能性があるのです。
ただ黙って会社を辞める前に行動しましょう。
ガミガミ言ってくる上司との関係が悪いのであれば、「怒られないように仕事でミスしない」や「世間話をする」、「よく注意されることを改善する」などして、コミュニケーションを取り、ビジネスライクな関係を築くことができるかもしれません。
また、あなたのことをいじめてくる同僚(A)がいるのであれば、「上司や他の同僚に相談する」などあなたが行動すれば、同僚(A)との関係はそのままかもしれませんが、良い方向に改善できる可能性もあります。
嫌な同僚とは別の部署で働けるように配慮してもらえることだってあるかもしれません。
社内に味方を作っておくことが大切です。
あなたの抱える問題が、あなたの頑張りで解決できるものであれば辞めない方が良いです。
勤務期間が1年未満の場合
会社での勤務期間が1年未満での退社を考えている場合には辞めることをおすすめできません。
理由は「失業保険の受給資格が1年間務めていること」だからです。
世間体じゃないの?と思うかもしれませんが違います。
「世間体が大事!」や「3年勤めないと世間体が…」というようなネット記事を見かけますが、「世間体を気にし過ぎて仕事が辞められない」という状況の方が最悪だと僕は考えています。
世間体を気にするのは会社の都合であって、勤務期間が短いことを懸念しているのであればその会社とは縁がなかったということです。
別の会社を探しましょう。
失業期間中に資格の勉強をしたり新しいスキルを身につけて、転職活動すれば問題はありません。
ですが、問題は生活費です。
1年未満の退社であれば給料が高くない限り貯金はできないでしょう。
しかし、1年間働き抜くことができれば会社を辞めた後に失業保険を受給することができます。
失業保険が受給できれば、次の転職先を探すまでの生活費に少額ですが充てることができるので、1年間は頑張って働きましょう。
貯金がない場合
次の転職先が決まっているのであれば会社を辞めるしかありませんが、次の就職先が決まっていない場合の生活費を考えると貯金がないのに仕事を辞めてはいけません。
「失業保険で暮らせるから…」という考え方もありますが、自己都合退社の場合、失業保険の支給が始まるのは手続きが終わった日から数えて3カ月後になります。

僕は貯金していたので助かりましたが、説明会の日程が合わず失業保険の支給が4カ月後になってしまいました。
支給が基本的に3カ月後なので失業保険だけを頼りにするのは心もとないです。
なので、最低限半年は無給暮らせるだけの貯金をしてから仕事を辞めるようにしましょう。
即刻退職した方が良い状況
勤めた会社がブラック企業は即刻辞めた方が良いでしょう。
先ほど紹介した「退職しない方が良い状況」は一般的な企業を想定しています。
ブラック企業は該当しません。
頑張って働いても体力・気力を消耗するだけで良いことは給料がもらえる程度です。
他には忍耐力が付くくらいでしょうか。
ブラック企業で働いている自覚がある方は即刻退職しましょう。
「自分の勤めている会社がブラックなのか判断できない」という方は、【1つでも当てはまれば今からでも辞めるべき⁉】ブラック企業の7つの特徴を読んでみてください。
ブラック企業に該当する7つの項目を紹介しています。
1つでも該当していたらブラック企業確定なので、早いうちに退職を決断した方が良いでしょう。
僕が前職を辞めた理由
僕は前職で「電気工事施工管理士」をしていました。
簡単に説明すると現場監督です。
新卒で入った会社を1年後にやめてしまったのですが、その理由が以下の3つになります。
- 人間関係が最悪
- 作業形態の不満
- 将来に絶望した
上記2つは入社当時から不満に思っていまいたが、3つ目の「将来に絶望した」が1番の理由です。
もし、僕が1年で会社を辞めた経緯に興味がある方は、【実話】僕が新卒入社1年で会社やめた話【施工管理はやめとけ】を読んでみてください。
人間関係が最悪
人間関係が最悪だと感じていたのは、「同僚に嫌いな人がいた」ことが理由です。
嫌いな人は僕の4歳上で気分で態度が変わる人でした。
工事部配属されて働き始めてから1週間後には嫌いになっていました。
一応年上なので機嫌を損なわないように頑張って接していましたが、それでも嫌なことをされる毎日…。
自分ではどうしようもない状況でした。
作業形態の不満
作業形態にも不満がありました。
それは、「コミュニケーションがないことによる仕事のバッティングが頻繁にあったこと」です。
現場事務所に働く上司たちは自分の仕事に手一杯で、お互いの進捗状況を確認しなかったりでコミュニケーションがありませんでした。

上司に作業についてわからないことを聞いても「自分で考えて」と言われ、自分で考えて作業をすると「なんで相談してくれないの?」と怒られる始末…。
二人の上司から同時刻に別の場所でする仕事を無理やり頼まれたときは、もう働けないな…と思いました。
また、「建築業」という職種柄、ものすごく残業が多かったです。
1年しか勤めませんでしたが、毎月少なくても60時間以上は残業をしていました。
一番多い月で100時間は超えていたと記憶しています。
上司は僕以上に残業していたので、待遇の改善は見込めませんでした。
将来に絶望した
将来に絶望したことが1番の理由です。
僕が勤めていた会社では、僕が勤務している工事現場の他に、もう1つ工事を請け負っている工事現場がありました。
そこの現場で働く3歳年上の先輩が、「忙しいから」という理由だけで90連勤以上しているという話を聞き絶望しました。
「この会社で働いていたら、将来的に先輩と同じ目に合わないといけないのか…」と。
労働基準法はどこ行ったの?て感じです。
話を聞いた瞬間に退職を決意しました。

ちなみにその先輩は現場が竣工(工事が終了すること)した後に会社を辞めていきました…。
まとめ
今回は、後悔したくない方のために退職しない方が良い状況と即刻退職した方が良い状況について書いてきましたがいかがでしたか?
退職することってかなり大きな決断だしっ直ぐにでも決めてしまいたいものです。
しかし、自分の状況をよく考えてみると、退職の準備ができていなかったり、問題点を解結・改善できる余地があることって冷静になってみると気づくことがあります。
そういう方は、後々退職したことを後悔してしまう可能性があるので、自分の状況を見極めてから考えてください。
ブラック企業に勤めている方は例外です。
僕の経験から、ブラック企業で働くこと自体があなたを不幸にしてしまうので、即刻退職することをおすすめします。
「ブラック企業で働いているけど、どうしても退職できない…ツラい…」という方は最低限生活できるほどの貯金ができたときに辞めると良いと思います。
「辞める決心がつかない…」という方は、【退職したい方へ】会社を辞めようか迷っている方の背中を押す言葉という記事を読んでみてください。
退職する決心が付くような言葉を4つ紹介しています。
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